広谷順子
MENU

第7章 スキーとスケート

同じような経験がもう一つあります。
デビュー後、ソロ活動をしている頃バンドのメンバーに誘われて初めてスキー 挑戦しました。 ウェアーも道具も全部借り物で!
この日はお天気がとても良くて雪質もふわふわと気持ち良く、緩やかな斜面をス〜〜!と滑る爽快感は あの日初めて自転車に乗った時の感覚にちょっと似ている。
自転車を諦めた私はこれだ!とすぐさまフルセットを購入。
ちょうど"Shell Blue Eyes"と言うシングルをリリースしたばかり。
買いに行ったスキーの板になんと"Shell Blue"と書いてあるものを発見!
私には少し長かったのですがこれは運命だ!とばかりゲット!
早く滑りたくて全身新品で出かけました。
ところがこの日はとても寒くて雪質も悪くアイスバーン。
連れて行かれたコースもどういう訳か初心者には無理〜というほどの急斜面で、、
前回とは全く違うツルツル凸凹状態にちょっと滑り出したらもう止まらない。
怖い〜〜!あ!目の前に女の人が立ってる〜!「すみませんどいてくださ〜〜い!」
返ってきた言葉が「どけませ〜〜ん!」見事に後ろから追突転倒!
幸いお互い怪我はなかったのですがそのあとは下までお尻で滑って降りて行きました。
その時の恐怖から私の辞書からスキーの3文字が消えたのです。 そして若干の斜面恐怖症。。。!お調子者とでも言うのでしょうか、、、

<Shell Blue Eyes>(3rd.Album ENOUGH M−2)
Shell Blue days 初めて2人ここで会った日は
互いに寄り添う別の人がいた
天使の爪痕を拾い上げるしぐさで
彼との最後の夏を過ごしてたの

長い髪の彼女からそらす瞳 私を見てた
あの日から巡り会いを信じていたの
Fall in love with you〜〜
(作詞 森田由美)

話は子供時代にもどり ー
自転車の代わりと言ってはなんですが、、
自発的に母からの命ではなく習ったのが唯一フィギュアスケートでした。
小学校の課外授業にフィギュアスケートがあったのがきっかけでしたが、すぐさま虜になってしまい豊田にあったスポーツセンターのクラスに通わせてもらいました。
塾の成績が良ければスケート靴を買ってくれるという両親の言葉に必死になって勉強をして憧れの白いスケート靴をゲット。
肩にぶら下げてさっそうと通うスケート教室は本当に楽しいものでした。
冬季オリンピックの華だったジャネットリンに憧れてTV画面をカメラに収めながら応援したのを思い出します。
センターが諸事情により閉鎖されてしまわなかったらきっとずっと続けていたでしょう、、

Single
「Shell Blue Eyes」
1983年 release
  • 収録曲
  • A.Shell Blue Eyes
  • B.Leaving Home
※右横の「しおり」をチェックすると、次回読み進めるのに便利です。
※本文「紫色のテキスト」をタップ(クリック)すると関連情報がご覧いただけます。
Copyrights © Kira, Tokyo, JAPAN. All Rights Reserved.