第40章 文化箏
2008年2月2日 <第六帖 春雪>
<時のなごり 上巻>リリースライブ
会場を春の雰囲気にしたかったので、オリジナルのピンクの梅を配したバンダナを作りました。それを客席のすべての椅子の背もたれにかけ、帰りにはそのバンダナはお持ち帰りいただくと言う、趣向を凝らして華やいだ雰囲気を作りました。
チケットにはオリジナル短冊を添えて、、
ライブでは、一生に一度しかない貴重な1日を、綺羅のために割いて来てくださる皆さんに、少しでも得した気分でお帰り頂きたいと、毎回採算度外視でのおもてなしでした。
このライブでの大きな出来事は、初めて文化箏を披露した事です!
ずっと箏の音色に惹かれてはいたものの、なかなか本物を手にするには敷居が高くて、シンセの音で我慢していました。そんな時、楽器フェアで見つけたのが本箏の半分の大きさの文化箏!
「なに〜?これ〜!かわいい〜!弾いてみていいですか〜?」
予想以上にきちんとした音色。調弦も簡単。軽くて持ち運びに便利!
これはもう今の綺羅のためにあるような楽器だ!とすぐにゲット!
みんなに教えたくなりました。
初めは独学で弾いていたのですが、弾けば弾くほどちゃんと弾きたくなる。
発売元で文化箏の普及に力を入れている全音さんから、"文化箏をステージでこんな風に使っているアーティストがいる"と言う事を紹介したいと、文化箏フェスティバルに綺羅としてゲストで呼んで頂きました。それをきっかけに本腰を入れる事となり、先生を紹介していただき、50代にして新しい手習いに挑戦する事になりました。
やはり半分の大きさとはいえ古典楽器。作法はきちんとあります。
そして、知れば知るほどその奥深さに魅了されていく私でした。
数年もすると、やはり本箏も弾いてみたくなります。
大きさ違えば指の運び幅も全く違ってくるし、実は全身、身体ごと使うハードな楽器である事もわかるようになりました。
文化箏に本箏と、両方を勉強すると言う事は脳に指に身体に良い刺激となり、もうこれ以上のボケ防止はない!(笑)
それから綺羅のライブには文化箏が欠かせなくなりました。
そして2008年10月4日 <第七帖 茜さす>
<時のなごり 下巻>リリースライブ
会場には、紅葉の葉を配して秋のニュアンスで!
グッズに赤とんぼの手ぬぐいを作りました。、
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